米ブラックフライデー、例年より客足減 早期セールや感染懸念で
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記事の分析は的を得ていますが、同時に、ブラックフライデーではなく、10-12月の四半期でみるべきだと思います。
米国では、ブラックフライデーを単発のイベントで位置付ける時期は終わっており、ここ数年は、ブラックフライデー前日のThanksGiving、ブラックフライデー翌月曜日のサイバーマンデー、と合わせて5日間連続の商戦期、更には、12月のクリスマス商戦と合わせて、一連のシーズンとして盛り上がっています。10-12月でみると、抑制されていた消費者需要が一気に噴き出してきて、オンライン需要はまだまだ伸びると思われます。竹崎さんの仰るとおり、サイバーマンデーというより、11月初め頃からみんなクリスマスショッピングを始めているよね、という話を先日もポッドキャストで聞きました。
それよりも、アメリカ消費の最大の懸念は、コロナ流行そのもよりも、春に出された大型救済パッケージが徐々に期限を迎え、クリスマス後にその崖がやってくること。失業保険の加算と、家賃を払えない人の強制退去を禁止する措置とが終わることで、クリスマス後に町にホームレスが一気にあふれるのではと恐れられています。失業率がまた上がってきており、今仕事のある人でも、失業を恐れて、お金を使わずにためこむ傾向が見られるようで、ショッピングの出足は全体に鈍いのではないかと思います。今年の傾向からブラックフライデー単体ではなくサイバーマンデーとの合算で年末購買の傾向を見たいですよね。
オンラインが延びてるのもうなづける話。
リアル店舗は厳しい年末商戦になることは見込んでいたはず、業績厳しい中どこまで魅力的なオファーをリアルにつけられるかも悩みどころでしょう。その分オンラインにつけたくなりますよね。
様々なせめぎ合い、各企業の悩ましさもわかりますね。