「Go Toトラベル」札幌・大阪市出発の旅行自粛を 菅首相
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そうなりますよね。施策が二転三転していますね... 致し方ないですが、世論を捉えて方針を変更した印象があります。
提供している側からすると至極まっとうなものの、予約者の対象者制限をできていないと除外条件とかにシステム上はできない会社が多いと思います(本人認証していないサービスも多いですし)
札幌、大阪だけではなく、目の前の感染状況を踏まえた上での意思決定ではなく、大きな全体方針と条件を可能な限りで良いので示してもらえるとGoToを扱っている身としては助かります。GOTOトラベルは観光業を救うための政策というより、地域経済全体を動かし、暮らしを守る政策なんですよね。
実際のGOTOトラベルには、実際の感染拡大リスクは、低い。
カラオケや宴会の席ではなく、電車や新幹線、飛行機でのクラスターもほぼ報告されていないし、ホテルや旅館では限られた人としか接触しないから。
電車は不特定多数だから感染を追いにくいかもですが、飛行機や宿はバイネームの乗客名簿や宿帳がある世界ですから大規模クラスタは必ず発見されます。
ただ、GOTOトラベルは、街や駅、交通機関に活気を生むから、間接的に、『もう普通の暮らしをしてもいいし、むしろすることが善!』な社会的空気を生むのは事実で、それによって、専門家会議の言うところの【GOTOによって、気が緩む】ことも起こるのでしょう…。
日経平均株価が、1991年のバブル崩壊以来の高値を付けたりするのと一緒で、社会は事実やデータではなく【ムード】で動くからです。
【経済は感情で動く】というやつですね。
で、目的地から除外するのに、出発地から除外しなかった理由は、差分にあります。
当然、都市部の方が人口も大きく、かつ、世帯年収が高いので、旅行者が多いです。旅行嗜好は、可処分所得と明確に正比例するので、世帯年収600万円以上では、旅行が趣味の1番になるという調査結果もあります。
政府としては、目的地としては都市を除外することで、
【ムードを引き締めつつ】、
出発地としては都市を除外しないことで、
【実経済を回す】、
ということをやりたいのでしょう。
でも、これも、世論を見て調整する。
アクセルとブレーキをかなり細かく踏み分けて、朝令暮改を繰り返しながら、感染対策と経済社会の両立をはかります。
かつてこれほどまでに、観光業が経済を回す有効な手段として注目されたことはありませんでした。コロナを機に、地域経済にとっての観光業を認識する、国民も増えたらいいな、と、思っています。ここ2ヶ月、仕事で東京、名古屋、大阪何度も出張しました。
用心深く不必要な接触は避け、消毒、手洗い、うがいを徹底しました。結果として勿論感染していませんし、適切な行動をすれば感染するとは思えません。
と言う事は専門家の方々の指示通りに行動すればGoToトラベルは全く問題無いと考えます。逆にあれだけ対策して感染したらもうどうしようも無いと感じます。
それ以上に羽田、中部、伊丹の閑散とした光景。
こちらの方が余程恐怖を感じました。
感染防止と経済の両立が叫ばれて既に半年。結果論かも知れませんがコロナ死者より自殺者の激増の方が余程心配。
菅総理は言いたい事の多くを我慢されている気がしますね。