イタリアが国会議員の3分の1以上を削減…なぜ日本では“身を切る改革”が進まない?政治家にふさわしい待遇とは(ABEMA TIMES)
コメント
注目のコメント
単なるルサンチマン議論。
普段は「会社が経営危機の状態ならば、有能な経営者を呼ぶべきだ!そのために高い報酬を用意しろ!」とか言ってるのに、なぜか国家の経営者たる議員となると「財政が危機的状況なので、国会議員を削減し、国会議員の報酬を下げろ」と声高に叫ぶという自己矛盾に気づいていない人が多い。
そもそも「日本の財政は危機的状況」というのが強烈なデマじゃないですか。
何を根拠に「歳費を下げるべき」「議員定数を減らすべき」と主張しているのか、全く不明です。
現在の国会議員の負担は相当に高いと思います。
こんなんで熟慮された議論が期待できるのですかね?
こんなんで女性議員が増えるのですかね?
やるべき事は逆で、
「議員歳費を増やし、性別に関わらず有能な人物が国会議員を目指せるようにしよう」
「議員の経費を透明化した上で大幅に増やし、国会議員が優秀な調査担当者や政策立案担当者を雇えるようにしよう」
「国会議員定数を増やし、地方の声をもっと届け、議員1人あたりの負担を下げて熟議するのを促そう」
・・・じゃないのですか?
議員歳費を削減したら、それこそ議員なんてやらなくても生活が全く余裕な人物しか立候補しない方向が強まるし、二世・三世議員だらけになると思いますが。
女性議員も増えないと思いますよ。
その意味ではイタリアもバカな真似をしたものだと思います。今の社会に求められている「身を切る改革」というのは、変革を起こすのであれば自らの名と責任を持って行え、というようなことだと思います。
「身を切る改革」=議員を減らせという雑な議論がまかり通るような民主主義は、政治責任の所在を有耶無耶にするだけの有害なものなので、そんなものならば民主主義自体もうやめるべきだと思います。