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親から虐待受けた女性は肥満リスク1.6倍 男性は関連見られず 神戸大

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  • マウントサイナイ医科大学 精神科 助教授

    この論文だけから「女性のほうが周囲の環境に影響を受けやすい」と推論するのは早計だと考えます。小児機の虐待は男女問わず生涯に渡り心身の健康に悪影響を及ぼし得ます。

    虐待と健康リスクの関係はすでに米国で大規模な研究が行われ、その関連が証明されています。男女問わず、虐待は肥満のリスクとなります。

    虐待の長期的な心身への悪影響については逆境的小児期体験(Adverse Childhood Experiences: ACEs)スコアを用いた米国の大規模調査が有名です。このスコアが高くなればなるほど、心身の健康へのリスクが大きくなり、平均余命も短くなることが示されています。
    https://vetoviolence.cdc.gov/apps/phl/resource_center_infographic.html

    虐待防止は社会として本腰を入れて取り組む必要があります。

    ACEスコア日本語版
    https://www.acesaware.org/wp-content/uploads/2020/06/ACE-Questionnaire-for-Adults-De-Identified-Japanese.pdf


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    この論文だけから多くの結論を導くのは難しいですが、男性では肥満と社会的背景の間に関連性が指摘できないにもかかわらず、女性では、収入や教育レベル、虐待といった社会的背景と肥満の間に関連性が指摘されたという性差は生物学的に興味深いところではあります。

    また、虐待に関しては、年齢や教育レベルといった交絡因子を調整した上でも関連性が指摘されており、もちろんここで取り扱うことのできていない交絡因子を指摘しうるものの、今後の研究に繋がりうる興味深い研究結果です。

    引用文献
    https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0242105


  • 日本医科大学 女性診療科・産科 助教

    相関関係は必ずしも因果関係を保証しないわかりやすい例かと。
    この論文を否定するつもりはありませんし虐待はダメですが、肥満という様々な要因が複雑に絡み合って出来上がった結果を「(生物学的に)男性か女性か」の2つの要因のみで説明するのはなかなか無理があることが多いと思います。

    虐待はダメです。


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