河野太郎氏「子どもデータベース」検討 虐待や貧困共有
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注目のコメント
なんだろう…すごい違和感を感じる。
いや、データベース化が悪いとは言わないけれど、根本的なものが抜け落ちているというか…。
虐待や貧困って、本当に複雑でデリケートな問題。
事象だけをみて判断するのは危険な場合が多いです。
虐待を受けておりそのことを理解していても、第三者に相談しない子どもの気持ち。
本当は子供を愛したいのにその術がわからず、虐待を連鎖してしまう親のジレンマ。
貧困であっても、それはそれで折り合いをつけていて親子で支え合っている家庭。
etc
虐待や貧困と一言で言ってもその背景や心中は様々で、一番大切にしなければならないのは親子にとって最善の方向に導くこと。
いわゆる『社会的正解』に親子を当てはめ、『そこからはみ出したらデータに記載しますね。転居しようとそのデータはどこまでもついて回ります。それが子どもの安全には必要です』とすることが、果たして親子の幸せに繋がるのかと疑問を感じるし、ともすれば、育児に自信のない人は子どもを持つことを許さない社会になりそう。
記事だけではなんとも言えませんが、相談員を増やして細やかに相談できる体制づくりとか、もっと先にやることがあると感じてしまいました。
…ってか、政府が緊縮財政を続けるから、若い世代が将来に明るさを感じず貧困化は進んでいるんだろうに、どうしてそこを理解できないんだろう(呟き)。記事では、データベース化して、何をしたいのか、があまり具体的に語られていない。唯一挙げられている「どこに引っ越してもフォローできるようにする」も、そためにデータベース化が最適なのかが分からないですし。それが、河野さんの問題なのか、マスコミの問題なのかわかりませんが、すぐに頓挫するのでは、という気にさせられる記事ですね。
あの、デジタル最前線にいるオードリー・タンさんですら「デジタル・ファースト、まずデジタル技術を使う、という考え方では課題は解決しない」と発言しています。私にも今は「デジタル化」っぽいバズワードを前面に出したくなる気持ちがありますので、肝に銘じたい言葉です。