「我慢の3連休」だったのに、なぜ人は「経済」を優先したのか
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専門家の良いところはしがらみに囚われず意見できるところ。一方専門家の限界は他の変数ついては「そこは私の専門外なので」と言及を避けること。これは誠実さでもありますが、結局降水確率20%か25%かを言うのは専門家でも傘を持ってくかどうかは政治や社会が決めなければならないという表れでもあります。
感染症のドクター達の活躍には頭が下がりますが、一方精神科医の友人達と話すとうつ病や自殺者の急増を憂いています。そしてこの2分野で落とし所を話し合おうという動きはありません。医師間ですら縦割りで分野をまたいだ統合的な意見を述べることは下品だという風潮すらありますので。
失業率1%増で自殺者は2000人以上増えるというデータもあるように、本件は二項対立ではなく、常に「どっちがマシか」というチューニングの中で決めていく話題かと思います。また社会にとって望ましい形は国によっても違います。最終的には政治家など誰かが決断しなければいけないのですから、我々は決断自体を批判することより、多数の選択肢のメリットデメリットを提示しながら、例えば今回はプランCを採用したというその思考過程、決定プロセスを明示してもらえるかどうかを注視していくべきだと思います。感染対策をしながらでかけることで、経済と感染対策をバランスとりながらある程度両立させることはできるはずです。もちろん、どちらも100%完璧にとはいきませんが。
この写真も、イメージ画像であって、この三連休の写真ではありません。恣意的に思えてしまいますし、せっかく記事のしめくくりは『バランスのとれた対策を』となっているのに、対立構造を作ろうとするかのようなタイトルでもったいないなと感じました。ほんと日本って、感染か?経済か?の二項対立で考える人が多い。
プランAか、Bか?
ではなく、プランCで、バランスをとりながら、進んでいくことが良いと思うのに。