【超解説】トランプ、訴訟連発「本当の狙い」とは
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大統領選で敗れたトランプ氏が、立て続けに訴訟を起こしています。
その中身はなかなか日本のニュースでは取り上げられませんが、トランプ側の「連敗」が続いています。
記者会見ではジュリアーニ弁護士(元NY市長)などが数々の”疑惑”があったと主張するものの、法廷でそれを証明することまではできていません。
ただ、それでもトランプが訴訟を続けるのにはある「理由」があります。
はたしてトランプにはまだ勝ち目が残されているのか。今後のアメリカ政治の展望とともに解説します。現時点でミシガンに加えペンシルバニアとネバダも選挙結果が承認されました。ジョージアは大規模な監査後に一度承認され現在は再カウント中。アリゾナも主要な郡は承認済みで、州としては感謝祭開けの来週に承認の見込み。
ジョージア州では機械での集計後に全票手で数え直すという異例の監査が実行されましたが、結果は機械での集計結果は手作業によるそれと予想されるエラー内で一致しました。この機械集計に使われたのがドミニオンの機材です。
サンプルの手集計による機械集計の監査は多くの州で制度化されていますが、全票を手集計、それも激戦州で不審な点が出てこなかった事はドミニオン仮説への厳しい反証となりました。もともと全票手集計は共和党への妥協と批判されていただけに、皮肉な結果です。
共和党の中道、スーザン・コリンズとリサ・マカウスキを取り上げるならマケインと一緒に反対票を投じてトランプケアを葬ったことは言及されて良いと思います。日本政府はバイデン氏を次期大統領として扱っています。世界の主要国も同様、トランプ氏が逆転するというシナリオはないのではないでしょうか。
当初からトランプ氏は負けを認めないといわれていましたが、トランプ氏にとってはシナリオ通りなのでしょう。まずは12月8日までに確定するかどうか・・・。