地銀構想「10行決まっている」=残り3行の参加に自信―北尾SBI社長
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もともと9月ごろまでに、と言われていた10行構想。少し時間はかかったものの、いよいよ全貌が見えるようですね。
これまでも、政府、外資、大手行、ノンバンクなどさまざまなところが銀行のテコ入れを手がけてきました。りそなのようにある程度束ねて一定の成果を挙げたところもあります。
しかし、ここまで多くの地域金融機関を、しかも民間の他業種が主導した例はなく、何をどこまでやるのか、文化の違いをどう埋めるのか、など注目点は多いですね。これまで流れている報道だと、各銀行から投資資金を集め、SBIが融資先などの株式を取得するということが一つの手段のようです。
企業は、借り入れでなく自己資金になり、財務内容が改善される、一方銀行は、企業からの配当を受け取ることで、貸金以上のリターンを得ることになる。
例えば、地銀の平均的コストは0.9%ぐらいなので、企業の配当が2.5%であれば、SBIが0.5%抜いても、2%の収益を得ることになりますね。
銀行は、自己資本規制で株式投資は制限されているので、こういった手法を取ることで、投資を行うことができるということのようです。