転職希望者を惑わす「名ばかり企業ビジョン」をどう見抜くか?
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内容に共感します。浸透し定着しているビジョンに共感できるかどうかは転職先を検討する上で必要な要素だと思います。個人ではなく組織に属して働くのであれば、何を目指して働いているか共感した仲間との時間はパフォーマンス向上のみならず、働きがいの観点からも重要です。
スタートアップの場合、資金調達等を経て事業拡大フェーズに入った際に、このミッション・ビジョン・バリューが大切になります。
それまで経営者の目が届く範囲の人数で事業運営をしていた企業が、資金投下により組織拡大をすると、一気に様々なバックグランドを持った人材が入社をすることになります。能力面も初期メンバーよりも高い人材も取りやすくなります。
するとカルチャーの対立が発生し、一気に組織問題が表面化します。
仕事の進め方・優先順位・言語の違い・価値観の違いによる衝突や対立が起こると共に、企業の仕事のステージがあまり高くない段階なので業務複雑性や難易度が高く、退職者も多く出る・・・というのが、ミドルステージの典型的な状況です。
ミッション・ビジョン・バリューのような経営理念は、このタイミングで設定しなおし、浸透に取り組むことが重要です。もちろんそれだけで解決はしないのですが、まず原則論を明確にすることが、その後のマネジメントの土台となります。就活時代、優秀なスタートアップと言われている企業の面接を受けた際に、実際に会社で大切にしている事(ミッション、ビジョン等)について、社員に質問をしました。
きちんと回答が出てくれば、自分の中で咀嚼できていると思いますし、一人だけに聞いても足りないと思うので、他の社員何名かにも同様の質問をして、会社の中での共感度が高いか、浸透度が高いかはある程度判断できると思います。