楽天トラベル、「Go To トラベル」対象外地域では追加徴収へ 予約済の旅行の割引額
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顧客が無償キャンセルでき、キャンセルに伴う旅行代理店の実損失(機会損失ではなく)を観光庁が補填できたらいいですが、厳密には計算できないし、煩雑さからも急にそんなことできないんでしょう。大手はともかく中小の旅行代理店はサポートしないと業務・収益の両面で大変と思います。
注目のコメント
GOTOトラベルはね、臨機応変に部分停止して、臨機応変に再開すればいい。
感染か?経済か?という二項対立でもないし、
GOTO全面継続か?GOTO全面停止か?の二項対立でもないはず。
感染拡大地域への旅行を対象から除外、それでいいと思う。飛行機や電車でのクラスター発生事例は今まで報告されていない。電車は不特定多数だから、判明してないだけって可能性はあるが、飛行機は乗船名簿とってるから、明確に発生したら判明する。
感染症対策はハンマーandダンス。理不尽で矛盾ある世界に折り合いをつけて生きていく。それが人生そのものだと思うし。
で、早速、楽天トラベルは、GOTO割引分を追加徴収へ、キャンセル料金の保証もしない、と明言。
政府がキャンセル料保証を検討中なので、それに先手を打つ形での宣言ですね。動きが早いし意思決定も早い。
オンライントラベルエージェントの手数料率は、8パーセントから15パーセントほどなので、35%のGOTO割引分を補填したら、利益が吹っ飛ぶどころか、赤字です。
ちなみに、上記の平均料率は、国内OTAの相場です。
海外OTAは、もっとエゲつなくて、アゴダとかは、30%いきます。
料理も作らず、掃除もせず、笑顔も見せず、布団もしかず、料率30%ですからね、外資プラットフォーマーは、エゲツナイです。
iモードから、iOSにプラットフォーマーが切り替わった途端、料率が、グーンと上がるのを見てきました。
日本の数少ない成長産業である観光産業を、外資プラットフォーマーの餌食にしてはならない、
日本の宿泊産業は、そんなに利益率が高くなく、それに耐えられない、と思ったのが、WAmazing起業の動機でした。【追記】
記事に追記があります
「楽天によると、追加徴収についての追記は、ビジネス利用のや宿泊数制限などのGo To トラベルキャンペーンの規定変更などに伴い、11月13日に特設ページに掲載したとしている。広報担当者は、「政府の決定を待っている状態」として、実際の追加徴収の有無については明らかにしていない。特設ページの記載は誤解を招く可能性があることから、一時的に削除するとしている。」
昨日の発表の感じでは、追加の予約についてGoTo対象外にと思っていましたが、現在すでに予約をしているものが対象外になれば、一気にキャンセルが増えることになりそう。ツーリズム産業共同提案体の1社でもある楽天トラベルの観光庁より早い発表で、先手を打ってきますね。国策へのアンチテーゼにも読み取れます。
一方、個人的に来月予約をしていた星野リゾートから、GoToトラベルにより仮に対象外になったとしてもそのまま宿泊料金は変わらず楽しめますと昨日メールが届きました。キャンセルや問合せの対応と収益維持を考えると観光庁が意思決定する前に動いた意思決定は英断だと思いますし、最高のブランディングです。
先んじた対応により、電話などの応対コストを削減でき、無駄なキャンセルを減らすことができるので収益を確保できます。この事態を予測して事前に用意されていたかのような早さでした。
旅行会社、ホテル、OTAすべてがGoToとコロナに振り回されていることは間違いない中で、企業風土やスタンスが出ますし、迅速な意思決定と柔軟な対応が重要であることは身に染みる思いです。
↓星野リゾートから届いたメール
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現在GoToキャンペーンの取り扱いについて再検討がなされておりますが、ご宿泊日までにGoToキャンペーンの中断が決定した場合にも、星野リゾートでは、公式サイトでご予約をいただいた皆様には、GoToキャンペーンご予約時の料金(宿泊料金の35%割引・上限金額1泊あたり14,000円/1名)で宿泊を承ります。GoToキャンペーンが中断となった地域に発着するご予約でも、ご予約いただいたご宿泊料のままでお楽しみいただきたいと考えております。
・対象:公式サイトでご予約いただいた、GoToキャンペーン適用済みのご予約で、GoToキャンペーンの中断により割引適用除外となったご予約
・対象宿泊期間:GoToキャンペーン中断期間で、2021年2月1日チェックアウトの宿泊まで
※注意:GoToキャンペーンの中断に伴い、地域共通クーポンをご利用いただけない可能性があります。
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