介護担う「ヤングケアラー」高校生の25人に1人 埼玉県調査
コメント
注目のコメント
間違えて欲しくないなぁと思うのは、『介護を担っている高校生=介護を嫌だと感じている』というわけではないこと。ここを社会が勘違いしてしまうと、若年介護者が余計に生きにくい社会になります。
つまり『ヤングケアラーが問題なのではなく、自身の心身や生活に支障をきたすほど過度な介護負担を担うこと』が悩ましいわけです。
介護保険は、利用者(高齢者)のレベルにより使えるサービス範囲が異なります。そして、使える枠の満額を利用するかどうかは、個々家庭の事情により異なります。
恐らく、今回の調査結果を皮切りに似たような調査は進むと思いますが、その部分を履き違えることなく『過度に自分を犠牲にしてまで介護を担わなくても良いんだよ』という流れになれば良いと思います。埼玉県のヤングケアラー調査結果が出てきた模様ですね。高校2年生だけ対象でこの数ですと、高校生〜20代前半に広げるともっと出てきそうですね。若い人だと世帯における家計への発言力も小さくて介護サービスや家事代行などを活用しづらそうです。
今現在、私たち介護職は介護離職予防のために、要介護者の働く中高年子供世代の支援も間接的に求められているものの、その領域の専門家では無いので片手間感は否めません。制度設計自体が家族介護をある程度前提としている立て付けですから。
そのような中、学業、就職、青春、恋愛などの中にあるヤングケアラーの支援は介護福祉職や医療職の範疇ではなく、きちんとした支援体制が求められると思います。
埼玉県の取組が国政へつながりますように。将来の成長を担う子どもたちが、家族の介護をしながら生活をしている割合が25人に1人とのこと。
友人と遊びたいのに親のための家事があるから遊べず孤独に苛まれ、学校でも上手く馴染めずストレスを抱え、介護に時間を使ってしまうので学業も疎かになる。
これはいち早く解決すべく問題だと思います。
頼る親戚もいない子への救済措置は公費で対応してよいと思いますし、子どもたちには平等に一定の機会を与え続けることが当たり前であるべきと感じます。