哲学者が『鬼滅の刃』3巻24話から考える「物事を正しく理解する仕方」
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注目のコメント
鬼滅の刃を序盤を「ただの暗い話」と思っていたが、途中から一気に面白くなり、序盤の要素の大切さと面白さに気づいた著者。
哲学書も序盤の要素が後々活きる構成なので早く判断しすぎない方が良いらしい。
確かにじわじわ来る人・モノゴトはあるので早計は控えたい。> ひとはときにどん底へ落ちる。そこで体験される苦しみは正真正銘の苦痛であり、ひたすら耐えるしかない。とはいえその出来事の意味は、苦しみの最中においてはまだ分からない。生き抜いて、地べたを這うように進み、ようやく一息ついて膝立ちに振り返るとき、やっとその意味は見えてくる――意味とはそのようなものだ。