「領土問題は戦争で解決できるという先例になりかねない」 ナゴルノ・カラバフ紛争に専門家が警鐘
ハフポスト日本版
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アゼルバイジャンのバクー油田は世界最初の油田とも呼べる存在。開発は1830年頃に始まり、1880年代から1900年頃にかけて、この1箇所だけで世界の石油の50%を生産していた。
日本とのつながりも意外と早く、最初に日本にバクー油田の石油がスエズ運河経由で輸入されたのは1888年。現在のロイヤル・ダッチ・シェルの前身であるサミュエル商会が東アジア市場を取り仕切った。欧州市場はダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの二人の兄ロベルトとルードヴィッヒが起こしたノーベル社と、ロスチャイルドのプニト(カスピ海・黒海石油会社)が担っていた時代。
ちなみに、ゾルゲ事件で有名なスパイであるリヒャルト・ゾルゲはバクー出身で、ドイツ系ロシア人であるリヒャルトの父親がノーベル社のエンジニアとしてバクーで働いていたから。この戦争に関して日本の注目度が低いのは,良くない傾向だと捉えています.
今,日本の報道機関は「悪役」がハッキリしたニュースを欲しがり,それに多く時間を割いている印象があります.
池袋の暴走事故のような,米国大統領選挙のような,ハンコを残そうとする県知事のような...悪役が配置されていて,視聴者に正義のヘイト感情を沸かせるような番組や記事が増えたな...と感じています.
この戦争は,少し調べると解りますが,関係国どこが「正義」でどこが「悪」とも言い難い.
そういう難しいニュースから「逃げる」報道機関が増えたと,私は感じています.