中央省庁20代キャリア87人が自己都合退職 6年前の4倍増 河野担当相が危機感
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●霞が関中央省庁のいいところ
・仕事に大義があり、日本のために、大きな仕事に取り組める
・一応、一生安泰
・公務員官舎など、驚くほど安い家賃
・年金が手厚い
●霞が関中央省庁の悪いところ
・特に課長補佐までは、ほぼブラック企業並みの労働環境
・ある程度の予算と権限を持てる課長職までの道のりが長い(課長職は、30代後半とか40代中盤ぐらいまでと考えると20年近い修行期間)
・その割に給料が安い
・仕事の本質とは関係ない仕事が多い(有識者委員会のお作法とか、各種書類の「てにをは」の調整とか、根回しとか、、、)
・人事制度が硬直的(とにかく、同期でポストを争うとか、次官職を、元運輸省がとったら、次は元建設省だとか、最初の公務員試験の種類で、その後のキャリアが決定されているとか)
・公務員官舎は、立地は良いがとにかくぼろいものも多い
・キャリア職は転勤も多い
こんな感じでしょうか?
父は、キャリア官僚でしたが、技官だったこともあり、マイペースに仕事していて幸せそうでした。総合職は試験合格=採用ではありません。 2020年度の国家公務員総合職の合格者数は1717人ですが、合格した後に志望する省庁に面接(官庁訪問)に行き、実際に採用されるのは705人です。
総合職は毎年概ね700人程度採用される中で、20代の退職者87人が多いかは分かりませんが、総合職であろうと若手は地味な雑用が多く、思っていた仕事と違う、民間の方が楽しそうと感じてしまうことはあると思います。
総合職の中途採用もやってますが、どの省庁も募集は若干名でかなり狭き門だと思います。その理由と背景がどう理解されているか、ですよね。そしてキャリアと言われる方々に、そもそもどういう「キャリア観」を期待しているのか。退職したキャリアの皆さんに「振り返れば、◯◯省で勤務した経験が役立った」と言ってもらえるような、成長を実現する「職場」であるならば、単純に退職者の数字だけで憂う必要も無いと思いますし。
もっとも、そういう職場だとあまり退職しないんですけどね。。結局。