オバマ氏は鳩山氏を「感じ良いが厄介な同僚」と思ってた? 回顧録報道の和訳に疑問
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”A pleasant if awkward fellow”
は、多くの英語エキスパートの方々の指摘通り、A pleasantが言いたい事で、if以降はifより前の語の反対の意味を持つ語を用いた形容。
でも、オバマ氏が鳩山元首相を大絶賛しているならつかなかったんじゃないかとも思います。
「いい感じの人、ちょっと手を焼くけどね」
ちなみに、Oxford Dictionary では、このifを
"used before an adjective to introduce a contrast"
コントラストを明確にしたい意図がオバマ氏にはあったと思います。
ついでにawkwardは、
"difficult to deal with"
厄介も間違いではないですね。
注目のコメント
オバマ氏の「約束の地」のなかの鳩山評。
A pleasant if awkward fellow.
「やりにくいところはあるものの、感じの良い方」。
重点はあくまでも前、a pleasant (fellow)にある。
なのに日本のメディアの多くは「感じがいいがやっかいな人間」のように重点を後方にもってきて誤訳してしまった。
文脈を読めば、オバマ氏が鳩山氏をけなしていないことくらいわかるだろうに。というか、さらに広いコンテクストを考えれば、オバマ氏が他国の首相の悪口をあからさまに書く人ではないということくらい、わかりそうなものだが。これ、鳩山さん個人に対してはネガティブなニュアンスはありません。この後に続く文で日本の政治に対しては厳しい評価をしていますが。