10年間ホームレス支援をしてきた私が「ホームレス記事炎上」に思うこと
コメント
注目のコメント
全くもって良い記事だった。こうした現場の声を聞けるのは大切。ホームレース状況にある方々についての経緯、実態等々は、湯浅誠さんの著書にあったと記憶している。
SDGsをうたいながら「一人も取りこぼさない」と声高々に叫びながら、高級ブランドで着飾って、「税金ちゃんと払えばデータの恩恵に与れる」とか、選民思想甚だしい、芸能人もどき学者がいる一方で、湯浅さんをはじめ、ながきにかけて、地に足つけてフィールドワークを続けている人もいるんだ、ちゃんと日本を良くしようと考えなきゃ…と感動した。
税金を払いたくても払えない、家賃さえ払えないない人が溢れている世の中で、学者じゃなくても、後者のような人こそ、SDGsを声だかにうったえて欲しいと、そして自分も出来ることはするんだっと、おばちゃん、ガチそう思った。本記事作成から公開にまで、ある目的はあったのかと思いますが、大西さんが指摘している通り「そもそもなぜホームレス生活をしなければならい状態になっているのか」に触れられていなことが、解釈を誤ってしまう要因になると思います。
ホームレスを続けざるを得ない背景と続ける中での困難、その中で懸命に工夫して生き抜こうとする姿を描かないと、エンタメとしての消費物として取られかねないと思いました。
深く関わる著者は望んでいないことだと思うので、うまく伝わるような記事になってほしいと思います。今回の炎上の肝はここなのだろう▼
「また、ホームレスの人たちのなかで、望んでホームレス生活にいたった方はどの程度いるのだろうか。「生き方」として描くことは、あたかも自己選択したもののように受けとめられるリスクがある。そのことを思案したのだろうか。
社会問題としての「背景」をないもの(なかったこと)にすることは難しいし、仮に表現する際にそれを意識的に削り取ってしまったなら、それは、残酷で、暴力性をともなうことなのではないだろうか。」
炎上記事に悪意がなかったことはわかるのだろうけど、ここのニュアンスを誤解されないようにするのが大切。