堆肥化できるホテルアメニティ「Green Box」で、宿泊客もサーキュラエコノミーに貢献
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注目のコメント
欧州、特にスウェーデンのような環境意識の高いところは、そもそも使い捨ての歯ブラシやクシを置かないのが通常だと思います。世界的にホテルアメニティは、なくて当たり前の感覚になってきつつあることを認識し、まだの所は最大限削減することが必要です。
また、堆肥化可能な素材を選択したうえでバイオガス化することが必ずしも最適な方法とは限りません。そもそもプラであるべきなのかも含め、製造時の環境負荷、業者との位置関係やエネルギー・肥料・再資源化された物の供給先等を視野に入れたうえで総合的に評価する必要があります。
今回注目したいのは毛先部分と持ち手の色が異なり、容易に分解分別できる歯ブラシ。日本では持ち手ごと焼却処理することが多いであろう使用済み歯ブラシですが、排出前に解体分別されれば口に入れる部分は焼却となるにしても、持ち手の部分だけでもリサイクルが進みそうです。(こういった易分解性のものを採用せずとも既に歯ブラシリサイクルに取り組んでおり、歯ブラシ to 歯ブラシ リサイクルも目指すという星野リゾートは先進的ですね。)
通常の日本のホテルではおそらく、アメニティごみが発生しても、衛生上の観点・分別に要する工数の問題・担当者の知識不足などにより、リサイクルが技術的に可能だとしてもリサイクルされないものがかなりあると思います。今はコロナで検討を進めにくいかもしれませんが、再資源化量を少しでも増やしたい、処理を最適化させたいという場合は、相談いただきたいです。この手のアイテムは昔からありますが、どうやって良い意味で規模の経済に乗せて、循環と普及拡大を図るかがカギだと思う。
to C向けも考えてエコな普及活動で、新しい常識にまで昇華させたいですね。
このマテリアルでサーキュラーD2Cブランド作れると思う。昔、出張等でよいホテルに泊まったりすると、歯ブラシなどは持って帰っていました。
でも、まったく使わなかったです。親や知り合いが泊まりに来るからと思って持ち帰っていたのだと思いますが、そんなに泊まりくるわけでもないし。。。そうすると、特にアメニティを持って帰ることもなくなりました。
時代も変わり、ホテルのアメニティはSDGsにも関係してくる取り組みですね。
コーヒーショップのストローやコンビニのスプーンなどもサーキュラエコノミーで頑張っていますが、やはり海外が先行しているような気がします。
日本のホテル、特に地方のホテルや旅館向けにサーキュラエコノミーをコンサルをする会社が出てきそうですね。(もうすでにあると思います。)