【3分決算】ディズニーvsネットフリックス、どちらが「上」か
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Disney+はサービス開始1年で会員数がhuluにダブルスコアの7,300万人に到達。当然の流れとして、他社のストリーミングサービスから自社の作品を引き上げて更に流入増を図る。
エンタメ業界はエンドユーザーが直接サービスを選択できるのでプラットフォーマーよりもコンテンツホルダーが強い。競争力の高いコンテンツの制作には多くの場合大規模資本が必要なので、財務や組織のマネジメントも含めて経営力の高い企業にシェアが集中していく。もしくは、資本が不要で良質なコンテンツを創作可能な分散された個人にパワーが移っていく。
この構図は映画やドラマに限った話ではなく、短尺動画のQuibiが短期で巨額の資金調達→サービス撤退となったことや、芸能事務所やYouTuber事務所が交渉力を失ってタレント、プロデューサーやYouTuber個人が業界でイニシアチブを取り始めていることからもますます加速しそうな流れ。以前もディズニープラスのニュースでもコメントしましたが、コンテンツホルダーが強い時代だと感じます。
強いIPを持っていればサブスク、テーマパーク、映画など様々なビジネスを展開できます。
ネットフリックスの後発とはいえ、強いIPを持っているからこその追い上げが凄まじい。
今後はテーマパークやあらゆるところでのユーザータッチポイントをもって、併せ技でサービスを広めたり、Amazonのような価格の低減など様々な展開が可能なので今後が楽しみです。コロナワクチンの進展、Disney+の急成長でディズニーの株価は11月に急上昇しました。
一方、ネットフリックスの株価は会員数の成長鈍化で株価は伸び悩んでいます。
これまで続いてきたコロナ追い風のトレンドは終わりに向かっていくのか。
コンテンツ大手2社の決算をまとめました。