アルカイダ幹部、イランで殺害か 米大使館爆破の首謀者
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今回イスラエルの諜報機関によって殺害されたとされるアブドゥラ・アフメッド・アブドゥラは224人が死亡、5000人以上が負傷した1998年8月7日のタンザニアのダルエスサラームおよびケニアのナイロビで発生した米国大使館爆破事件の主犯とされ、その後イラン革命防衛隊の庇護を受けてイランに逃れました。
2003年イラン政府はアフガニスタンでのアメリカとの共闘に邪魔になる彼らを軟禁しましたが、その後イランとアメリカの関係は悪化、イラン政府は2015年9月イエメンでアルカイダに誘拐されたイラン外交官の引渡しを条件に軟禁を解かれたとされています。
アブドゥラは元々アメリカ政府から1000万ドルの賞金が掛かっっていた最重要ターゲットの1つでしたが、この取引で逆にイラン政府のガードが外れたことでイスラエルの諜報機関によって抹殺されることになったようです。
いつものことですが中東情勢は複雑怪奇ですね。