米ゴールドマン、新パートナーを発表 多様性強化
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多様性強化とのことですが、12年前にGSに入社した僕でさえ、新入社員研修で”ダイバーシティ”というものについて徹底的に叩き込まれていたくらい古くから取り組んでいたモノで、その成果が出てきただけなのだろうと感じます。
また、新入社員研修で性格診断をし、その統計結果をみんなで見るというものもありましたが、向上心や成果へのこだわりなどは一貫して高く、そういった軸となる思想基盤は共有されているので、それ以外は多様性を確保することで組織としても強くなっているのでしょう。私も長らくお世話になった会社なので、一言だけ。大事なのは「今、多様性を強化し始めた」のではなく、多様性(ダイバーシティ)について「長年かけてコミット」してきているということ。
パートナーのダイバーシティを強化するのは短期的には実現できません。最低15年ぐらいは会社に長期的に貢献したような人材だけがパートナーにノミネートされます。なので、これだけのダイバーシティを有したパートナーを生み出すには、15年単位のコミットメントが最低でも必要なのです。
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少なくとも新パートナーのうち43人は米州が拠点。13人は欧州・中東・アフリカ、3人はアジア太平洋、1人はベンガルールを拠点としている。
女性は16人。同社が多額の投資を行っているテクノロジー投資銀行部門で7人の新パートナーが指名された。好き嫌いは別として、現代の資本主義の権化であるGSがこのようになれば(といってもまだまだ少ないと思うが)、他も追従するだろうから、それ自体は歓迎。でも、あーーあ、これでまた、この銀行が衰退する日が遠くなっちゃった。。!(笑