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弊社でも男性の育児休職を進めており、全ての方がとれるよう、例えば取得した方の良かった経験談、どうやったら早い段階から周囲と環境面で計画できるか、こういったものをシェアリングして研修にしたり、コンテンツを共有しています。
これからの男性が育児休職をとることで、最初の一か月がいかにお母さんにとって大変な時期であるかを体験し、夫婦で育児を積極的に進められるといいですね。
初期の関わりにより男性の育児参加の度合いが上がるのは、すでに7割の男性が取得しているフランスの「父親と子供の受け入れのための休暇」(2週間)の政策検証でエビデンスが出ています。私は「父親ブートキャンプ」と呼んでいます。フランスは企業からも文句も出ないので、今後はさらに休暇を拡大して1ヶ月に、また7日間は義務にする予定だそうです。
その間の仕事は、例えばマネージャが休むなら、マネージャの下にいる人がマネジメントの経験をする良い機会となっています。
また複数の休暇を組み合わせてとのことですが、育休の場合は育児休業。多くの上の世代が「休暇」だと捉えている中、休暇を組み合わせると、その感覚を促進しかねないなとも危惧します。
育休取った時に、「休めていいね。こっちの仕事は大変だよ」的な言葉を受けることもあり、「あぁわかりあうことは無いな」と思ったことを思い出します。
一定期間は育児休暇を取得させなければならないという強制力が必要でしょう。
違反した場合は、法人が処分や処罰されるような…。
もっとも、大企業と中小企業では事情が異なるでしょうし、業種業態によっても異なってきます。
そのあたりをきめ細かく区分して「強制取得」を導入すべきでしょう。
女性の出産直後も必要ですが、離乳食が始まる頃には子供の自我が強くなりストレス源にもなり得ますし、食事が変われば下の世話のレベルも上がります。
重要なことは時期に関係なく個々の事情に応じて取得しやすい環境作りです。育児は乳児期だけの問題ではないので、性別に関係なく背負えるようにしなければ意味がありません。
直後に~の流れは直後に休ませれば大丈夫という誤ったメッセージになってしまうことを危惧します。
子供は突然空から降ってくるわけではないので、生まれると分かった時点で、夫婦間や職場で、誰がどのくらいの期間取るのか、仕事の引継ぎなど、相談して決めているようです。少々不便なこともありますが、別に普通に機能しています。もうみんなが「そういうものだ」と思っていますし、そもそも労働者の権利ですし、「産休とか育休とか取られると困る」などとは口が裂けても言ってはいけない、社会的に許容できない発言です。
ただ、家で新生児の世話をする方が職場で仕事をしているより全然ハードワークですが。
男性が育休を取得しやすい環境作りは、結果として男性の育児参加意識の向上に繋がることができればいいのではないかと思います。
収入減るから育休取れません、、がサイレントマジョリティなのでは。
なので、男性女性共に産休時は100%支給、育休も世帯収入減に応じたサポートがあれば良いのでは。