NY州がコロナ対策強化 感染増、飲食午後10時まで
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州全体のうち、860万人が住むニューヨーク市内の昨日の陽性者数は284名。先週は100人台で推移していましたので、そこから比較すると増加しましたが、人口比率で言えば、圧倒的に郊外で多く発生している傾向がお分かりいただけるのではないかと思います。
いずれにせよ、ニューヨークの対策強化は他の州と比較すると、迅速に行われているように感じます。記事内容に加えて、10名以上の集会をプライベートであれ禁じることが伝えられています。また、今後さらに悪化すれば、店内飲食のcapacityを50%から25%まで戻す方針も伝えられています(ただしマンハッタンは25%継続のままですので変更なしかと思われます)。
同じ州内でも、特に人口が密集するNY市内で感染者があまり増えていないのは、やはりマスクの装着率やレストランなどでの徹底したsocial distanceにあるのではと考えられますが、多種多様な人種が住み、地域性も異なる州全体のことを考えると、政策がそう単純には通じない難しさもあると思われます。NY市のホームページを見ると、郵便番号でエリアを区切って感染者の濃淡を示しています。リモートでオフィスが空のマンハンタンは淡く、住宅が多いクイーンズやスタテン島の一部に濃く出ていますね。
州内の新規感染者数は4820人増で4月以降最多、全面的なロックダウンは避けたいとの知事の意向からこの措置になったとのこと。
Bloombergの【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュースでも冒頭で取り上げられています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-11/QJNDH1T1UM0X01?srnd=cojp-v2