「いいの、いいの」
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子どもの頃何気ない言葉に傷ついたことって、一生覚えているほど深く刻まれます。
私は小学校の頃、当時は珍しい緑色のランドセルで登校してて、なんで女なのに!と言われたことがありました。
中学でインターナショナルスクールに通い、ここなら分かってもらえる!と思っていたら、匿名でエピソードを投稿する事業で、緑のランドセルの記載に対して先生が「これは男の子かな?」と言いました。傷ついたというより、その時すごく落胆したのを覚えています。
子供同士は難しいかもしれないけど、大人は少しの想像力でことばを大切にできます。子供にはそれが伝わります。
注目のコメント
この方の例に限らず、発達障害、不登校、ひとり親家庭などを含めた、いわゆるマイノリティの方々の苦しみは「人と自分が異なる」ことにあります。
自分が他者と異なることで、「自分がダメな人間なのではないか」と自責してしまう人もいます。
私自身、発達障害当事者であり、不登校・中退経験、親が何度か変わった経験があり、マイノリティであることに悩んでいました。30代になり仕事が軌道に乗るまでは、いつも「自分が人よりも劣っているのではないか」とずっと思ってきました。
だから、周囲ができることは、「そのままのあなたで十分に魅力がある」ということを伝え続けることだと思います。そういう周囲の支えがあれば「自分のままでいいのだ」といつか思える日が来ます。目頭が熱くなるお話です。
くだらない固定観念にしばられた大人が、子どもにネガティブな影響を及ぼします。そんな大人にはなりたくありません。
女の子に生まれたかった、この子が言った「いいの、いいの」という言葉から学ぶことはたくさんあります。
自分らしく生きることの幸せ、あらためて考えてみたいと思います。