アドビ、米ワークフロントを1580億円で買収へ-コラボツールを追加
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今日のB2BおよびB2C分野で高まるお客様のご期待に応えるためには、膨大な量のコンテンツとパーソナライズされたマーケティングキャンペーンを迅速かつ大規模に提供する必要があります。
そして、コロナ禍を景気に拡大したリモートワークにより、チームの分散化が進む今日の労働環境でこれを実現するには、チーム間の緊密な連携が不可欠です。Adobe Experience CloudとWorkfrontを組み合わせることで、サイロ化した作業管理ソリューションに悩まされているマーケティングチームに、効率、コラボレーション、生産性の向上をもたらします。
アドビとWorkfrontは、強力な製品シナジーを持つ長年のパートナーであり、1,000社を超える共通の顧客基盤を抱えています。またWorkfrontには、Adobe Creative CloudとAdobe Experience Cloudへシームレスに接続できるAPIが実装されています。
アドビのこれからに更にご期待ください。ワークフロント自体をこの記事で初めて知り、ソリューションの内容を見てみましたが、マーケティングやIT、プロフェッショナルエージェンシーなど、専門職の業務管理がやりやすいように設計されているサービスに見えます。記事からは読み取れませんでしたが、Teams/Slackのような、いわゆるコラボレーションツールではなさそうです。
たしかにそう考えると、これまでのコラボレーションツールは汎用的なコミュニケーションが中心になっていたので、業種ならではのニーズを捉えた専門的コミュニケーションをカバーするものはたしかに新しいですし、デザイナーなどの専門職に強固な顧客基盤を持っているAdobeとの親和性も高そうです。Adobeは良いものがあればこれからもどんどんM&Aをしていくでしょう。アップセル・クロスセルでもシナジーは出るでしょうが、それ以上に顧客価値の提供(=ブランド)を広げていけることが大きいと思います。
「米Workfrontは、エンタープライズ作業管理、問題追跡、ドキュメント管理時間追跡、ポートフォリオ管理を特徴とするWebベースの作業管理およびプロジェクト管理ソフトウェアを開発」
昨年のセカンダリー取引(300億円相当)に次ぐ取引です。以下のリリース以上の詳細は不明ですが、今回の$1.5bnは昨年取引よりも、コロナを受けて価格は随分引き上げているのではと思われます。
https://www.prnewswire.com/news-releases/workfront-completes-280-million-strategic-secondary-investment-300811545.html