「月」に届くか先端研究 実用化の焦り、司令塔に課題
日本経済新聞
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総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が主導する大型研究開発プロジェクトで、注目度の高い論文が最も多く出ていたのは1番最初のFIRSTだった、という分析が興味深かった。失敗を許容することと、評価をしないことは違う。巨額の税金を使う以上、評価はきっちりすべきだと思う。
記事中にもあるように、FIRSTの次のImPACTでは誇大広告的な研究成果の発表があった。また、SIPについては、1期目の実績や費用対効果を評価しないまま2期目の実施が決まったほか、その2期目のプログラムディレクターの選考で「やらせ公募」があったことも当時の毎日新聞の取材でわかっている。
こうした問題を反省したのか、どう改善したのかも明らかにならないまま、次の大型プロジェクト「ムーンショット」が始まることに疑問を感じる。