ソフトバンクG、中国貝殻の投資価値4.7倍-孫社長の「眼力」復活か
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ニュースで取り上げた中国ベンチャー企業「貝殻找房」ですが、一部のマーケティングアナリストの間で「過大評価だ。IT株のバブルしか見えない」という意見も出ました。
そもそも「貝殻找房」は、中国最大の不動産仲介チェイン「鏈家」を基に出来上がった不動産情報アプリで、情報の豊富さは注目点ですが、最大の特徴は「VR内覧」や「新築物件の売主直連」などで、不動産の探し方や買い方に大きく変われるではありません。実際に中国の不動産関連アプリの月間ランキング内でも1位ではなく2位です。
IPO後まもなくの値上がりは一時的なものか否か今後見極める必要があると思いますので、WeWorkの再びにならないように祈ります。
注目のコメント
市場がもどってくると、投資余力がある方が有利です。Weworkでの損失は痛いですが、設立以降、圧倒的に世界的に知られるようになりました。ファンドにとって大事なソーシング力と投資余力はポジティブな話。
上場株投資を始めた件、投資先の10社。各業界で勝ち組、もしくはリーダーへなるポテンシャルを秘めた先に優先的に投資している。コロナ後のトレンドにのった企業ばかり。選定基準は一定理解できます。
他にも投資先があるのかもしれませんが、この時点では、GAFAMからこの二社を選定していること(他の三社は外していること)、中国IT大手が含まれてないことがむしろ注目でしょうか。
(上場株投資銘柄)
Amazon, Zoom, NVIDIA, Square, Abobe, Docusign, Sea, Tesla, Netflix, Googleそんなに短期間で「眼力」が衰えたり復活したりはしないでしょう(笑)。
投資家の立場では、個別の投資がうまくいったか/失敗したかが気になるのは理解できますが、ファンドマネージャーの立場では、個別の結果に一喜一憂せず、ファンドトータルでのリターンを見てほしい。特にSBGの場合は(レイタ―ステージ中心でしょうけど)ベンチャー投資が多いわけで、失敗も多数あって当然。
ベンチャーファンドやバイアウトファンドは、一般に、10年といった長期にわたって解約できません。それは、個別投資に一喜一憂しても意味がないよ、という意味合いから「我慢強い」投資家しか入れない(入ってはいけない)運用商品であるからなのでしょう。ソフトバンクGはいろいろなところに投資していますが、大きな利益を上げているのはすべて中国ではないでしょうか?
投資の基本は伸びる業種、そして伸びている国ですね。
中国で上がった利益を世界に投資するスタイル、今後も続きそうです。