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一番印象に残っているのは、退場時の曲が映画「クリムゾン・タイド」のテーマ曲だったこと。潜水艦アラバマで白人艦長と黒人副長が対立、危機が起きるストーリーですが、結末で2人は「どちらも正しく、どちらも間違っていた」と和解します。初の黒人大統領になったオバマ氏と戦った選挙戦。マケイン氏がどういう思いでこの曲を選んだか本人には聞けませんでしたが、非常に深い意味がこもった選曲、と感じ入った記憶があります。
政治家としてもさることながら、人間としての人格のまっとうさ、美しさが、まだ保たれていた時代だった。
いつのまにか底が抜けてしまった。どこまで人間はヴァルガーになれるのだろう… アメリカばかりの話ではない。携帯電話の料金を安くするとか政治家がおおっぴらに力を入れることなんだろうか。
表に、前に立つ人は、ヒューマニティの真・善・美を見せてほしい。
今回の消去法選挙とは大違いで、どちらも良かったですねぇ、この年の選挙は 投票所でオバマさんのサークルを黒塗りする時、新しい時代を創るのに参加してるんだ、っていうupliftingな気持ちが沸き起こったのを今でもはっきりと覚えていますよ
って、ムカシを懐かしむのが年寄りっぽいですかねぇ この頃からもう、いま目の前にあるメリケン社会の亀裂はあったのですから
今回の選挙では「Unpresidential」という言葉が飛び交いましたが、このマケインのスピーチはまさにその反対でした。
オバマの名前を出した瞬間にブーイングがおこり、残念そうな顔で静止するマケイン。
https://youtu.be/NvgqRKYapU8
結果トランプから痛烈な批判を浴びまくって共和党で窓際に追い込まれることに。今回レッドステイトのアリゾナをトランプが落としたのが敗戦の決め手になったのは、ある意味痛快。死したマケインが結果、トランプにお灸を添えたとも言える。
大きくの議員は恥という言葉を考え直すべきだと思う。特にトランプが支持を集めている時にはへりくだり、負けたと思うと手のひらを返す恥知らずの何と多いこと…
改めて高潔なるマケイン氏に心からの賞賛を送りたい!!
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オバマ氏と私は違う考えを持ち、議論を交わしてきました。そして、彼は勝利しました。私たちの意見の違いは、今後も残り続けることは間違いありません。私たちの国は困難を迎えています。私は今夜、この国が直面する多くの課題と向き合う私たちを、先頭にたって率いるオバマ氏を助けるため、全力を尽くすことを誓います。
私を支えてくれたすべてのアメリカ国民に、お願いしたいことがあります。オバマ氏を祝福するだけでなく、この国の繁栄のために次の大統領に善意を送り、共に集い、必要な妥協点を探し、異なる意見を持ちながらも譲り合い、協力する努力をしてください。この危険な世界で国の安全を守り、より強く、より良い国を私たちの子どもや孫たちに受け継ぐために。
どんな違いがあろうとも、私たちは皆アメリカ人です。そして、私にとっては、この共通点ほど重要なことはありません。お願いですから、そのことを信じてください。
一方トランプはベトナム戦争の召集令状をカネにものを言わせて5回も回避しておきながら、同戦争に従軍して撃墜されたマケインのことを「負け犬」「撃墜されなかった人の方が好き」と真顔で言っている。人格のかけらもない幼稚園児はリーダー以前に人間失格だ。
(別記事のコメント再掲)
newspicks.com/news/5356125?ref=user_1400096
「バイデンでなければならない」という人はほとんどいないと言われていますが、「トランプでなければいけない」と考えている人はどれ位いるのでしょうか。この記事のインタビューでも、民主党が嫌だからという話をしている人も多いですよね。
左派の台頭を許している民主党エリートの弱さを批判している話は多いですが、トランプの台頭を許した共和党の重鎮達の責任の話は最近あまり聞こえてこない。多くはトランプの選挙活動もサポートせず影を潜めているだけ。
個人的には、トランプが落選し、議会で共和党がマジョリティを取る、というのはアメリカ全体にとって悪くない結果と思います。バイデンは中道ですが、民主党左派の行き過ぎは懸念事項なので、共和党によるけん制は重要。共和党がトランプ後にどんなリーダーシップを作れるのかに注目です。
高尚なスピーチだなぁと聴き惚れました。
当時、オバマさんは、自身の選挙集会の場で、マケインさんを罵った支援者に、彼もまた我々と同じようにこの国を愛している、ただ、意見が違うだけだ…と諭すように話していたのを思い出します。
2000年のブッシュとゴアも、最後はホワイトハウスで、肩を組みながら和かに笑い合っていた姿を見て、アメリカは凄いな…と思ったのを覚えています。
選挙が終わって3日が経ち、選挙の行方を見守る世界中が寝不足になっていますとBBCニュースで言っていました。アメリカ人も寝不足ですよね。そろそろ疲れが出て昔を懐かしむ人が出て来ているのかと。
しかし、これに、今回のトランプ大統領の「主張」を引き合いに出して叩くメディアの姿勢は、あまり感心しないし、釈然としない。
アメリカ人は、トランプ氏が「すがすがしい人間」だから大統領に選んだのではなく、その「腕力」をたのんで、それを使いこなしてアメリカのパワーを再興するために「大統領というポジションに据えた」のではなかったか?
少なくとも、私はそう思っていた。
アメリカ人よ、もっとしっかりしてくれ!
と申し上げたい。