【実録】PayPay×WeWorkの挑戦。なぜコロナ禍に新本社オフィスを開設したのか
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WeWork内に新本社オフィスを開設したPayPayさんに取材いたしました。
ニューノーマルと言われる時代にオフィスをどうするか。
リモートでも十分業務ができることはわかったけれど、
でもリアルな場の重要性も同時わかってきた。
そんな中で、PayPayさんのオフィス戦略は1つの答えなのではないかと思います。
>>なぜコロナ禍に新本社オフィスを開設したのか?
ソフトバンクグループで活用してWeWorkの赤字を少しでも減らすため。と考えてしまうが、これからどう建て直せるのか楽しみでもある。
WeWorkはコミュニティをウリにして多様なスタートアップを集めようとしているけど、料金高いのでレガシーな大企業の「何か新しいことやろう」部門や、大企業から出資された資金潤沢なベンチャーしか入ってくれないという状況だったらしい。
今回の月額3万9000円のコースはWeWorkにとっては大勝負で、フリーランスや小規模なスタートアップの利用を増やす狙いがありそう。
それに加えて、ソフトバンクグループで事例を溜めて大企業の利用を増やすということも並行してやっていくんでしょうね。PayPay新オフィス、ぐるぐる回遊しながら働きたくなるレイアウトでした。コラボレーションスペースや会議室にはビデオ会議用の大型ディスプレイ。あのディスプレイにはそのうち足回りがついてテレイグジステンツロボットになる気がします(妄想)。
別フロアのWeWorkとも階段で行き来でき、デザイン的にもつながっている。外部のパートナーとの仕事が多い会社だと、シェアオフィスと接続しているのは便利ですね。
いまフリーランスだったら事務所を構えるよりAll Accessを使うだろうなぁ。ただ、会社員としては、走手さんが言うように本社がなくなると何かが足りない気がする。在宅やテレワークと組み合わせることを前提にしたオフィスの形はこれからどんどん洗練されていきそうです。