任天堂が大幅続伸、業績見通し上方修正を素直に好感
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別の切り口から見ると、任天堂は、今後益々問題となってくる対スチールビジネス対策の一つのロールモデルでもあると言える。歴史も技術力も根本にあった上で一定以上のクオリティを提供しつつもプラットホームビジネスほどの巨大さや食い合いはなく、スチールする側にとってコスパが悪い。市場も勝てない。つまり、スチールする側に、オリジナルに対抗するには割に合わない、と思わせることが出来ている。それが信頼に繋がり、しっかりと株価に反映されている。
注目のコメント
前回最高益のWii & 3DSの2009年3月期の時点では株価が7万円程度まで行きました。今日6万円に近づきました。株価水準としては、まだ上値がありますし、現金保有残高も増えているので、企業価値としてはまだ1.5兆円程度の差分があります。
ハードウェアの好調がドライバーだった前回と異なり、今回はあくまでもコロナによるソフトウェア(あつ森等)の好調が主要因なので、その株価を超えるかというと違うかもしれません。企業価値で見れば7.5万円程度が目線です。
台数(=ユーザー数)拡大の影響を強く見るか、コロナによるエンタメ需要の拡大を長期的なトレンドと見るか(&任天堂の競争力が引き続き強い)、どちらを重く見るかですが、後者はまだもうしばらく様子を見たいでしょうし、前回株価水準は短期的には超えないと予想します。ただ、全般的に勝ち組企業のバリュエーションの水準は切り上がっている点は留意です。
決算発表についての解説は以下コメントを参照ください。
https://newspicks.com/news/5364138?ref=user_2108147Switchの累計販売台数がファミコンを抜いたという記事もありましたが、次はニンテンドー3DSですね。
■累計販売台数
ニンテンドー3DS:7594万台
Switch:6830万台
ファミコン:6191万台
👇以前の販売台数グラフ
https://docs.google.com/presentation/d/1-cxL9iGn35WHHjFm6bzYoy-RH0ySPcqNbitRF3vw7cQ/edit#slide=id.g9c585a1670_0_9