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・ニューノーマルというけれど、ノーマルってそもそも何なのか?
現実が非日常的という状況のなか、ノーマルとアブノーマルの区別はいったいどこにあるのか?
・日常を機能的で味気のないもので満たしてそれでいいのか? 日常をこそ輝かせることに、これからの私たちは意識を向けるべきではないのか?
・ファッションエリート都市よりもむしろ、日常を豊かに満たす個性的なローカルにしっかりと腰をすえ、そこから発信していいのではないか?
・あふれかえるラグジュアリーブランドは、本質的な意味でラグジュアリーではなくなっていたのではないか? ラグジュアリーの本来の価値が改めて問われており、その意味と表現が変わりつつある時に来ているのではないか?
・とはいえラグジュアリーブランドも世の中に対してアクションをとっている。それはいったいどのようなものなのか?
・歴史は繰り返す。かつて今と同じような動きがあった時代があり、そこから学べることがあるとしたら、それは何なのか。
それぞれのファッションブランドの具体的な動向から考えてみました。お読みいただければ幸いです。
自分たちは何物で自分たちが作り出しているものの本質的な価値は何かを考えさせられた。記事の通り。そに思考の深さ、現し方に興味が湧く。
ファッションは社会とともにある人の生活に密着したものだけに尚更。ちゃんとこれからの世の中に問うべき自分たちの価値、哲学を発信できるブランドが生き残るのではないだろうか?
人々が何に共感し何を自分らしいと思うのか。そのコミュニティを作り出すことが大切なのだろう。
あるべきライフスタイルを示してくれる、もつべき哲学を教えてくれるブランドに、人は惹かれるもの。
ライフスタイルや哲学を提示してくれることの貴重さ。
情報量が増える中で、ますます大切になり、そして、一朝一夕にはなしえないこと。
自分を新しい世界に連れていってくれるような存在に、人は敬意を抱くし、憧れるのですよねえ。
ステイホームや在宅ワークの増加やコロナ禍での安心志向などから、心地良さや快適性を求めるComfort(コンフォート)ファッションと、だからこそ空想の世界に入り込んだFantasy(ファンタジー)や楽観的なOptimistic(オプティミスティック)な服を提案する人々、求める人々が増えていますよね。
家の中でも少し洗練された感じにして気分を上げたり、外出するのにもリラックスしたスタイルのままで出かけたり、逆に、たまの外出だから遊び心を取り入れながら装ってみたり。
いずれにしろ、表面的なトレンドを追うよりも、ファッションが、より着る人の気持ちと直結するようになりましたよね。「気分をつくる服」「気分に合わせた服」というか。
カッコいいですね。ピンチの時こそprincipleを貫ける会社になりたいです。
「天災にも魂はある。賢明な人生の師になりうるのだ」というアリストテレスの言葉を引いて、「今日の苦悩の中にも、我々をより精進させる道徳的反応といった良い面がある」と。
コロナになって外出しないし、人に会わないからハイヒールの出番が全くなくなった。買い物や周りを走るのにスニーカーの登場回数は増えた。しかしなんとか人と差別化したいなあという層を狙ってるんでしょう。CHANEL、Dior、Louis Vuitton は10万以上の商品を打ち込んできました。Jimmy Choo のジュエリー付きはなかなか可愛い。PRADAはスニーカーになんとしゃれたポーチがついてます(さすがにケータイは入らないが)。
ある意味消費者をきちんと見ていると思います。これでもしハイブランドのエコバッグが登場したら...なんてことになる前にコロナの収束を祈りたいです。
このエピソードが刺さりました…変化することの大切さと、その変化が表面的なものではいけないことを同時に強く教えてくれる感じがします。
ここからは変えることと変えないことの対立構造の中で、何が本質なのか?を考える機会が増えていく…ように想像しました。
自分にとって何がラグジュアリーで何がバルガーなのか…
ホント大きな問いです…