【無残】再開の目途立たず解体。「豪華クルーズ船」の墓場
NewsPicks編集部
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日本ではクルーズが再開されています。Go to トラベルで価格も安いと言うのが人気になっています。トルコの解体現場の風景は侘しさを感じます。しかし、形あるものはいつか壊れるもの。クルーズ船も新型コロナにかかってしまった。
コロナ前のこの20年、外国船社のクルーズの日本発着がおよそ3倍拡大し、国内では富裕層から大衆層への市場の急拡大が起きていました。
クルーズのイメージが、一部のお金持ちの旅行から、一般化してきたのは、紛れもなく、外国船の参入による恩恵です。
日本船はこの20年来「にっぽん丸」、「飛鳥」、「ぱしふぃっくびいなす」の3船しかなく、比較的富裕層よりの船であったこと、また、そもそもこの3船のキャパしか市場がなかったことでターゲットが固定されていたことがその要因でした。
そんな黒船たる外国船により、クルーズ時代の様相があった昨今が、急変したのは、間違いありませんが、クルーズの魅力である洋上でのゆったりとくつろぐ旅自体は、普遍的に損なわれないと思います。
この時代を難局を乗り越え、再びクルーズ船が魅力を増しながら、復活してくることを期待します。バナーのショッキングな光景に、開かずにはいられませんでした。
たしかに今はコロナでクルーズ船の解体が相次いでいるんでしょうが、豪華客船であれ、業務用のゴツい船であれ、船に限らず他の機械というか、人間がつくった人工物すべてがーー最後はこうなる宿命なんですよね。
コロナという非常事態をきっかけにこうしたシーンを見ることで、「作りすぎていないか」「環境に負荷がかかりすぎていないか」と考え直す機会にしたいです。