伊藤忠、上期純利益は歴代3位の好決算 通期4000億円「必達を約束」
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注目のコメント
商社らしいポートフォリオ分散で、コロナのプラスとマイナスが一定相殺して、悪くない決算で着した模様。コロナのリスクは固く読み、アップサイドは保守的に織り込んでいたのでしょう。
CITIC(上場株)の減損リスクはかなり心配。株価ですが、2020/3/31で8.11HKDが、今や5.75HKD。正確な簿価は調べないとわからないが、かなり減損リスクが高い状況で、そのインパクトは甚大。
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4―6月期の1048億円に対して、7―9月期は1477億円(前年同期は1418億円)と、大きく改善している。情報通信関連、北米の住宅関連、手袋などコロナ関連での衛生用品や畜産関連事業などが寄与した。
新型コロナウイルスの影響は、上期で400億円・通期で600億円程度になるとの見通しを示した。コンビニ事業が都心部や観光地の店舗で影響を受けているほか、繊維やアパレル事業、輸送用機械などもマイナスの影響を受けている。情報通信、住宅系が寄与していますが、コンビニ系は大打撃。資源依存が少ないので、その点はほかの商社と異なっています。今や、日本の商社の代表銘柄となった伊藤忠。いまは打撃を受けていますが繊維や生活産業に強い。タイ、中国CITICにも強い事業基盤を持ち、資源利権とは異なる様々な資産をもっています。ウォーレンバフェットも注目した、日本の商社。その経営が世界にほかにない独特なモデルなだけに日本発のユニークな成長モデルを描いてほしいです。
Citic,Family Martにお金入れなかったら更に今後が期待できたのにと思う。
バフェットのパートナーCharlie Mungerが言うように、投資はいかにNOと言えるかが大事。Mungerの仕事はシンプル:バフェットの投資提案を殆ど拒否して、10年に一回大きく勝負に出ること。
上場企業も中期計画にM&A予算を発表するが、これは間違い。そうしたらバンカーは次々と案件持ってくる。20回もNOと言ってるうちに申し訳ない気持ちになってそろそろYesと言わないといけないかな?、となる。それはまさにバンカーの狙いだ。
追伸:10年以上前、オマハでバフェットとチャーリーと握手した。当時はそうじゃなかったが、今となってバフェットよりチャーリーが好きだ。