中国のアントIPO延期、リスク抑制に「必要で妥当」=国営紙
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金融の分野に国家の規制が入るのはどの国でもあることですが、あまりに恣意的に見えますね。
中央銀行の指導下に入ることで、アントのビジネスが停滞すれば、自由経済の優位性が証明できるのですけれど、どうなるでしょうか?
注目のコメント
これが中国。平気でこんな事、つまり史上最大のIPOを直前で大した理由もその説明も無く国家権力の鶴の一声で止めるような国はあまりない。普通の国では訴訟モノにすらなり得るだろう。なけなしの金叩いた個人から兆円単位のファンドまでこのために資金を移動して申し込んでいるのだから。
ジャックマーの過激スピーチだ、貸出規制だと憶測はあるものの、理由は分からないし、今後とも判明はしないでしょう。はっきりさせずに当局の手中にしておくことがやり口だからです。徐々に実態が見える報道が出てきましたね。
決済データの持つ価値があまりにも破壊的で、政府も規制強化の動きという中での延期という報道。
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中国では公正な競争やデータ保護といった、大手IT(情報技術)企業が金融分野に進出することに伴う問題を巡り、一般の議論が最近活発化していると指摘。アントと仲介業者は「一般の意見に反映された問題やリスクを十分に精査し、効果的な予防措置を取る」べきだと述べた。
複数の関係筋によると、中国金融当局は2日にアリババ・グループ創業者、馬雲(ジャック・マー)氏らと面会し、同社のオンライン融資事業を一段と厳しく監視すると伝えた。昨日、上場2日前に発表されたAntの上場延期について。
①は上海証取の声明について言及があるが、今後の規制変更でAntが上場基準を満たさなくなる可能性。
ただ、その背景として、本記事でも言及があり、また②の日経記事にも書かれているジャック・マー氏の最近の上海での講演で、規制への言及が「虎の尾」を踏んだのではないかという点が指摘されている。
金融はインフラかつ規制業種。だからイノベーションが進みにくい側面もあるが、一方でなんでもありとすると国民生活にも体制へも影響が大きい。そこのバランスや駆け引きはどこの国でも論点となるし、そこの付き合い方はとても重要。
①https://newspicks.com/news/5359524
②https://newspicks.com/news/5358799