【分析】売れるコンテンツ、藤井聡太特集号にあった秘密
SportsPicks編集部
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注目のコメント
オンラインの対戦ゲームはeSports。将棋もスポーツのジャンル、というのは違和感がありません。ユニークなのは、いろいろな棋士の素顔に迫ったこと、対戦相手を紹介したことです。しかも動きのある写真で。走る棋士、ブランコに乗る棋士、路上に立つ棋士・・・。
企画の独自性、コンテンツのスマートさが、売り上げに結びついた好例ですね。Numberといえば、オフセット印刷全盛の世の中で、グラビア印刷にこだわる雑誌で、質感のある写真が特徴的。
「将棋特集なのにいつものNumberだ」はいい褒め言葉。
「いつもの○○だ」と語られる「一貫性」は、愛されるために大切な要素のひとつ。
グラビア印刷もずっと続けている。長いNumber読者として違和感ありません。その理由はeスポーツによって「マインドスポーツ」と言う概念が浸透し始めた事、そして以下に書いてあるように編集への信頼です。
編集とは「らしさ」「っぽい」と言う部分の読者との信頼だと思います
"Numberらしさ、という点では、駒の動かし方や、戦術の基礎、将棋界の仕組みなど、初心者向けの情報を省いたこともそう。そういう「大前提」みたいなところから紹介していたらページが足りませんし、格好良くない。そういうものにはファンの食指も動かないだろう、なにより、僕だったら買わないだろうな、と思った"