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コロナ禍で目立つ好決算ですが今回のポイントはずばり、
「Take rateの急低下」ですね。
決済額は2470億ドルと、前年同期比で38%増加したにも関わらず、
売上高は約25%増の54億6000万ドル。

売上÷決済金額(GMV、TPVといったりしますが)=Take rate
ですが、これが決済事業を分析する場合に一番大事な指標です。
どれだけのGMVがあればきちんと(売上を頂けて)儲かるのか、を示す指標だからです。

決算説明会の内容を確認しましたが、この点は質問も多く会社側の回答も厚めになっており投資家も気にしているポイントです。

でそのTake rate低下の理由ですが、Venmo等のP2PとBill paymentのボリュームが急増したからとの回答。
前四半期説明会ではレンディングから得られる金利が減ったと言う説明もありました。不況に対応するため貸出を絞ったなどでしょうね。

P2PやBill paymentは要するに送金的な要素が大きく元々の手数料の設定が低いはず。
Take rateは大事だが、Take rateあたりのコスト(一回の決済にかかる原価)も大事であるとも言っています。
P2PやBill paymentは原価も安いのでしょう。
総じて健全である、という会社の主張には私も賛成です。

Take rateが低下すると(理由はともかく)儲からなくなってきた、という印象を持ちがちですが私は、売上成長速度が増していれば寧ろ逆だと思っています。それだけ競合が入って来にくくなるのです。より一層損益分岐点が高くなる=赤字期間も額も増える、ので。

ですからポイントはTake rate低下、ですが結論というか印象は、
「Take rateが低くなればなるほど参入障壁が高くなるので、より一層Paypalの盤石性が増した」です。
PayPalは1998年創業ということにいつも感銘を受ける。その後、2002年にeBayに買収、そして2015年に再上場。EC決済の本命のサービスがこれだけ長い歴史を経て、今23兆円の時価総額をつけている。凄すぎる。

アントも上場し、グローバルの決済プラットフォームの競争規模が数千億円ではなく、数十兆円の勝負になっていく。しばらくすると100兆円を超えていくのでしょう。
「決済額は2,470億ドルと、前年同期比で38%増加した」。もちろん立派な数字だけど年間100兆円程度に対して、今週上場するアントは年間4,000兆円。ビジネスモデルも違うし、必ずしもApple to Appleの数字ではないけど、中国のキャッシュレス大手の規模感はヤバい
ペイパルの第3・四半期決算。コロナの影響でオンライン消費が拡大し「決済額は2470億ドルと、前年同期比で38%増加」すごい

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