この連載について
信用調査のプロである帝国データバンクの記者たちが、NewsPicksだけでお送りするオリジナル連載「こうして企業は倒産する」をリニューアルしてアップデート。話題の倒産を追う「倒産ルポ」、マクロの倒産動向の解説、最新の産業トレンド、独自の特別企画レポートなどを毎週木曜日にお届けします。
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アパレル大手で、レナウンがダーバンを再統合。主力販路は百貨店向け。2013年に中国繊維会社の如意グループ傘下で経営再建中。
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丸ごと引き受けるスポンサーが現れれば一番良かったのでしょうが、記事にあるような事業面での苦境に加え、親会社グループとの(おそらくややこしいことになっている)債権債務関係も、丸ごと引き受けを困難にさせた理由かと想像します。
とは言え、主力ブランドの大半は小泉グループ等が引き受け、ブランド自体は存続しますし、従業員の方の一部は移籍出来たと思われ、言葉としての「破産」と実態は異なり、なんとか事業の存続は図られたと言えます。
管財人の永沢弁護士のコメントにもあるように、企業丸ごと引き受けるスポンサーが現れない(と予想される)場合は、個別事業ごとに売却して債権者への弁済を最大化した上で、元の企業は破産により清算する、というのはテクニカルにはよくある話だと思います。
それにしてもグループ会社からの資金を回収できない、とは売上の認識や意味、商習慣がずれているとしか思えない。そんな相手と商売する事自体が問題では。
歴史的な経緯や、民事再生の申し立て後の動きなどを帝国データバンクの田中記者に解説いただきました。ぜひご一読ください。
時代の波とCOVID-19に飲まれてしまいました。
恐竜が絶滅した時と同じで、それまでは、体格が大きなことは「強み」になっていたものが、反転して「弱み」になってしまい、巨体が維持できなくなってしまったのかもしれません。
大企業にとって、全く対岸の火事ではありません。どこも同じです。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません