消費動向指数 10月前半 旅行が大幅改善 GoToに東京発着加わり
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「開業以来のバブルです。平日も含めて来年1月末までは、ほぼ満室なんです」先日、お会いした都市部近郊に高級温泉旅館を展開する某社の役員の言葉です。東京近郊温泉地は自家用車でいけば不特定多数との接触も少なく、またGOTOトラベルは「額」ではなく「率」で割引がされるので高価格帯の宿ほどお得になる。GOTOトラベル効果は特に10月から東京発着が対象に追加されたことで勢いが加速しましたね。東京都の人口は約1400万人で日本総人口の1割強ではあるが、実は旅行消費は世帯収入との明確な正の相関があり世帯収入600万円以上では趣味の第1位が旅行になるという調査結果もあります。日本で最も世帯収入が高いのは東京都民であり、通常時は海外旅行費用として国外に流出する消費も今は国内に留められています。また東京には近隣県から進学や就職のため二十歳前後の若者が多く流入してきて定着しています。コロナ禍にあっても比較的活発に動く若年層も東京に集中しているためGOTOトラベルの都民解禁は人口比以上のインパクトがあるのでしょう。
超最新データだと、内閣府のVリーサスのデータ(民間企業ベースのデータ)も有効です。これをみると、宿泊業が一部地域ではコロナがなかった前年比70%以上も改善しているところも。観光は、経済波及効果も期待できるし、一定の成功はあったのかなと。
一方で、経済波及効果が未知数な補助金でもよかったのじゃないかと思われるGOTO関連も少なくないとおもうので、施策終了とに検証は必要そうです。
https://v-resas.go.jp/#accommodationsこれ全体の平均値で見ると間違うやつですね。
全く旅行をしてない層がどれぐらいいるか次第だが、かなりいるんだとすると、今もGo Toで旅行をしてる層だけで見ると、昨年対比ものすごい消費動向指数の増加なんだろうなと思います。
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▽「外食」がマイナス27.3%、
▽「百貨店」がマイナス22%と
9月後半より大きな落ち込みになりました。
▽「旅行」がマイナス3.6%と
9月後半のマイナス17.1%から大幅に改善しました。