オリックス、ローカル5G参入 機器メーカー買収
日本経済新聞
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ローカル5Gを扱う事業者が増えることが、5Gの普及に大きな後押しとなるので、オリックスの動きは注目です。
とは言え、まだ実用段階になるには時間がかかるのも事実です。やっぱりインフラなので、マネタイズとコストのバランスをどうやって調整するのか?が1番のネックだと思います。
今は期待値先行ですが、マネタイズに成功する企業を増やすような国も巻き込んだ動きが必要です。5Gを活用するためには、通信事業者以外の選択肢も重要。
オリックスは、自営網を構築できるローカル5Gの市場はあると睨んだのでしょう。一方、アプレシアは、日立電線系の会社でL2スイッチから立ち上がってきた会社。優良な顧客基盤を保有しています。
ただ、無線技術は特殊で結構難しい。有線やプロトコルと違い、不確定な物理環境を相手にする。無線技術者の育成も重要でしょう。アプレシアは、みらいキャピタルが2016年に日立金属からカーブアウトした企業ですが、ローカル5Gというホット領域にうまくポジショニングし、4年間でのEXITに成功しました。
一方オリックスは、自社のネットワークを使って弥生会計を成長させたように、この手のビジネスを育てるのがとても上手なので、本件はオリックスにとっても良い買収と言えると思います。