松井市長が現任期終了後の政界引退を表明
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残念ですね。民意がすべて正しいのでしょう。大阪が「救いようのない」都市だと分かったので、もうあきらめるしかないです。維新の政治家たちはみんな努力をやめて、辞職してしまえばいいのです。以前、橋下氏が(半ば冗談で言っていましたが)「低迷していた大阪」に戻せばいいのだ、と。僕もそう思います。日本の民主主義は変化を望みません。そして無駄な時間を費やし、行き着くところまでいって自壊するのが好きなのかもしれません。
自民党と共産党がタッグを組むというバカらしい構図は、何の代案もない反対派の怠慢を象徴していました。「話し合えばいい」という程度の意見は、結局、政治家として(お給料さえもらっていれば、何も変わらなくても損をしない人間)の逃げ口上です。そんな程度の人たちと、変えるのを面倒がる人、既得権益を失いたくない人、さらには十年説明されても「よく分からない」と言い続けられる人。そんな面々がそろって反対多数を占めたのですから、ご立派な民意です。地盤沈下が起こる時の構図とは、こんなものかもしれません。
注目のコメント
大阪維新の会の思想的バックボーンは大阪出身で熱心な首都移転、道州制論者だった堺屋太一氏であったことはよく知られています。
大阪を起点に地方行政のあり方を変え、ひいては日本の国のあり方を道州制へと変えるという大きなビジョンを持って始まった大阪維新の会の運動でしたが、現実の壁は厚く2度に渡りその第一歩と位置づけた都構想も実現には至りませんでした。
維新は理念が先走るあまり、敵を作りすぎ、市井の"市民"の感情を軽視しすぎたことが敗因だったのでしょうが、何にせよ改革やイノベーションを言うのは簡単でも、このように行うに難く、そして成功しようが失敗しようが、費やされるエネルギーは並大抵のものではないと言うことでしょう。
松井市長もエネルギーを使い果たしての退任表明なのでしょうね。
本当にお疲れさまでした。あっちにいい顔、こっちにいい顔を続けてきてほぼ債務超過になりかけていた大阪府。
どんな状況かと開腹してみたら、ひどい有様で手をつけてはいけないお金に手を出していた。
これまでの府政は痛みを伴った決断ができずにいた。
茹でガエル状態であとはただ債務超過団体になるのを待つだけだった。
と言う背景がまずあり。
では、何を捨てて何を取るか?を考えた。
すると大阪府でも大阪市でもやってることが多く見つかりしかも多くは箱物で採算が取れていない。
これが不幸せ(府市併せ)と言われる所以。
大阪府の仕事と大阪市の仕事の棲み分けが出来てない、構造上二重行政を産んでしまう事から二重行政が無駄の根源と考えたわけです。
この構造的問題(法的問題でもある)を、法的根拠に基づいて組み直すのが構想。
結局この構造的問題はこのまま残ったわけです。
なのでまた再び酷い時代に戻るかも知れない。
外科手術を避けて対症療法でと言うのが今回の結果。
本人(議会や首長)が不摂生を再開すればまた病気が復活する。
これから摂生し続けられるかどうか、結局は大阪市民にかかっている。喉元過ぎれば〜の通りになる可能性を持った決断を反対派はしたと言うことです。
最初に自民を抜けてこの構想の実現に全てを賭けた松井さん。ご苦労様でした。いろいろなことを変革させたり変化させるには優秀な人材が必要です。この大きな都市を変革させることのできる稀有な人材が吉村さんや松井さんかと。
大阪は変化を求めなかった。
松井市長と吉村知事は大阪が必要としなかったのだから他のステージでしっかり力を持って発揮してほしい。こういう人材を欲している組織は沢山あります。