LG化学が米アマゾンの物流自動化ロボット用バッテリー供給へ
ROBOTEER(ロボティア)
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注目のコメント
デファクトスタンダードのNCM三元系正極の2170円筒型セルですね。
以前は18650の大きさの円筒型がデファクトでしたが、こちらは旧三洋電機がメインサプライヤー。元々は民生用でしたが、テスラが車載用に一万個近く18650をパッケージングしてEVへ展開し、2170に大型化。先日更に大型化の4680円筒型を内製すると発表してました。
LG Chemは業界最安値でダンピングしてでも顧客取りに行ってますが、その分事故も起きてますが。。
つまりデファクトというよりもコモディティ化したバッテリーの安売り競争の最中で、用途が異なっても余り影響の無いロボット用に積極的に営業していると見られます。
EV向けほど高出力は求められないはずなので、大きさ・形状はテスラ向けと同じでも、バッテリーの組成は少し変えているかもしれません。物流のバッテリーは、EVと比べると使用電気容量は少ないと予想されるものの、稼働率が高いので、寿命もそれだけ短くなってしまうのではと思われる。アマゾンのような大量に物流用のAGVを導入していれば、当然本体メカの寿命よりもバッテリーの寿命が早く到来し、交換が必要になってくる。よって、メンテナンス費用を抑えるという観点においても、安いところから仕入れるというのがコスト競争力を維持するためにも重要となってくるが、もともと入れていたバッテリーと比較し、寿命と価格のバランスが取れているかが気になるところです。