米個人消費、9月は1.4%増で予想上回る インフレ抑制続く
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いくら予想を上回ったとはいえ、依然としてデフレギャップが大幅に残存していることに加えて、物価は需給バランスに遅れて動きますから、インフレ抑制が続くのは当然でしょう。
ただ、米国は大胆な金融財政政策に加えて、企業の価格転嫁メカニズムが破壊されてしまっている日本と違ってインフレ期待がありますから、デフレには陥らないでしょう。米国9月の個人消費支出を押し上げたのは、自動車、衣料品、ヘルスケア、スポーツ施設や美術館への支出など。美術館への支出も消費の押し上げ要因に。文化度が高い。
ちなみに米国の個人消費支出に占めるキャッシュレス(カードや電子決済)の割合は80%を超えています。COVID-19パンデミックでキャッシュレスはさらに加速しています。
感染の恐れがある現金の利用を控えていること。オンラインショッピングが急増していることが要因です。場所によっては消費が落ち込んでいるとは思えないところもある。特にエンタメ系。夜になると歩道や駐車場に設置したレストランのテーブルが満員で、そのまわりも人混みで大変。感染とか関係ない。逆に生き残ったお店に集中して大繁盛。