17年大卒の離職率は32.8% 高卒も微増、厚労省
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注目のコメント
企業側から見ると、採用・教育コストをかけながらも3年で3割、退職するのが実情で、特にサービス業では4~5割というところも多いのが実態です。(高卒はもっと多いですが)
原因は一般的に、
①給与への不満
②労働時間への不満
③人間関係(相談もできない)
④ストレス全般(ノルマなど)
⑤将来性や安定性がない
などが主な理由となっています。
当然、この事実は企業側・新卒側双方にとって不幸でしかなく、採用段階のミスマッチ防止と採用後の密なコミュニケーションしか解決策はないと思います。キャリアは自分でつくるもの。入社した会社で自分らしさを発揮できるように周囲に働きかけつつ、それでも環境がフィットしない、すでにやりきった感がある、新たな目標のために環境を変えたいということであれば能動的に次の環境へと踏み出すのも手ですよね。
3年3割離職という水準が続きますね。私自身、新卒入社から2.5年で大変お世話になったA.T.カーニー社を退職して、当社の創業に参画してしまいましたが・・・。
新卒社員の方の視点からすると、ファーストキャリアでは、下働きでも何でもとにかく仕事に真摯に向き合って、仕事の型とプロフェッショナリズムを学ぶことが大切です。上司・先輩・お客様の話を聞き、盗みまくる。
企業の視点からすると、優秀な若手社員に選ばれ続けられる会社であり続ける努力が必要ですね。人材育成に投資し、働きやすい・働き甲斐のある職場を作る。上司側の育成も必要です。