出前館はUber Eatsの夢を見るか--両者の戦略からみるフードデリバリービジネスの未来
コメント
注目のコメント
そもそもフードデリバリーはアメリカでも証明されている通り、エンドユーザー、店舗、配送員、という3要素を地域的に密集したところで揃えることで、ネットワーク効果が発揮されwinner takes allになるモデル。事業モデルとして地域ごとに勝ち負けが出る。出前館やUber Eatsなどの大手にとっては今のところ東京や大阪の首都圏が主戦場なのでしょうが、長い目で見ると地域ごとに勝者が出てきそう。Woltは北海道から参入したりと、地域を抑えるプレーヤーも出てきそう。
売上が上がっても費用が右肩上がりのモデルなので、収益化に舵を切る必要が出ると、飲食店からの手数料をより高めるか、配送員の費用を下げるかになります。流通大きくしつつ、後者で脱マンパワー配達が国内においていつ実現するか?も意識したいです。
「出前館」と「Uber Eats」。両社の足元の動きから見える戦略を紐解きながら、日本におけるフードデリバリーの未来について解説した記事を寄稿していただきました。「シミ」「日跨ぎクエスト」など、配達員でなければ中々知ることのないUber Eatsのボーナス制度や収支などにも言及していますので、ぜひご覧ください。