【核心】グーグルが訴えられた「理由」を、説明できますか?
NewsPicks編集部
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先日のGAFA報告書に引き続き、今回はグーグル提訴の内容を紐解きます。調べていく中で特に興味深かったのは、独禁法の訴訟がIT業界の新陳代謝を促しているという点。
IBMの訴訟のおかげでマイクロソフトが生まれ、マイクロソフトの訴訟でグーグルが台頭し、今度はグーグルが訴えられる番になりました。
独禁法の歴史を紐解きながら、グーグル提訴の論点と今後の注目ポイントを整理します。よくできた特集です。どうなるか、どれくらいかかるか。いずれも答えはわかりません。つまり立証が難しい。
そもそも反トラスト、独占禁止という概念自体が他の法体系に比べ極めてふわっとしている、扱いが難しいもの。今回はいわゆる「抱き合わせ販売」事案だが、抱き合わせ販売自体が悪ではない。「不当に」抱き合わせ販売する事がNG。ではその不当、とは何か。不当/正当ラインは曖昧、かつ時代によっても変わる、政治性すら帯びる。
結論、結果がなんであれ本件が則Google解体論、弱体化に結びつく事はないでしょう。大統領選を睨んでメガテック全般が下げている中で、アルファベットの株価が面白いのは、司法省が提訴に踏み切った20日の前日を底に上昇基調となって、昨日の好決算もあり高値圏で引けていること。訴追内容見て、司法省が解体する意思がないとマーケットは見透かしている