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ニトリHD、島忠にTOB DCMに対抗、異例の展開

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  • 株式会社エム・セオリー プロジェクトマネージャー

    一般に、友好的買収者(本件ではDCM)は機密情報を含む情報公開を受けた上で買取価格を設定しますが、敵対的買収者(本件ではニトリ)は公開情報をベースに買取価格を設定します。

    すなわち、ニトリは限られた情報で検討を行い、リスクを飲み込む形で価格を設定しましたが、DCMより3割以上高い価格をつけています。
    (なおニトリFAの大和証券のバリュエーションでは上限が5,763円となっています)

    ニトリからすれば、ホームセンター業界に本格参入したいものの、LIXILビバが買収されるなど候補が減っている状況に鑑み、早めに動く必要がありました。
    その中でも島忠は、一般消費者寄り(プロ向けでない)かつ、家具もあってシナジーを実現しやすい先ということで、DCMの後追いでもTOBに踏み切る価値があるとの判断をしたのでしょう。
    なおBSを見れば、簿価で950億円相当の土地があり、この辺りも情報が少ない中でTOBを行ってもなんとかなるという判断を後押ししたと思います。


  • 株式会社出前館 経営企画部

    簡単に比較してみました。

    ①TOB価格 
    ・DCM :4,200円
    ・ニトリ:5,500円 ※DCMのTOB価格に対して約30%の上乗せ

    ②TOB期間
    ・DCM:10/5~11/16
    ・ニトリ:11 月中旬を目途に開始
    ※競争法上の取得禁止期間等が満了されるのが11月26日なので、本来であればその直後にTOB開始を発表するが、ニトリとしては、DCMによるTOBが成立してしまう事態を回避するべく、「TOBの開始予定」という形で事前に発表。通常待期期間は30日であるところ、「11月中旬を目途に開始」と記載していることから、25日前後に短縮される目途は、既に公取委と握っているのだと思う

    ③TOB資金調達
    ・DCM:三井住友銀行から全額借入れ
    ・ニトリ:みずほ銀行からの借入金及び自己資金

    ④財務・法務アドバイザー
    ・DCM:SMBC日興証券、佐藤総合法律事務所
    ※島忠側は野村證券、森・濱田松本
    ・ニトリ:大和証券、アンダーソン・毛利・友常

    ⑤DCF法での評価
    ・DCM:3,166 円~4,837 円(SMBC日興による算出)
    ※島忠側は3,350 円~4,383 円 (野村證券による算出)
    ・ニトリ: 2,964 円~5,763 円(大和証券による算出)


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    金融・企業財務ピッカー / 京都大学大学院在籍

    ニトリは、DCMのTOB価格はもちろん、セルサイドの島忠のFAである野村証券の価格レンジ上限よりも高いTOB価格を提示しています。
    これは価格面では売り手・買い手で議論の余地がなく、島忠の取締役会は既発行のDCMへの賛同表明を撤回して、ニトリに賛同表明を出すことになるのではないかと思います。

    (島忠は現時点ではニトリのTOBに対する意見は保留中です)
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/8184/tdnet/1894529/00.pdf


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