ハーレーダビッドソンが電動自転車ビジネスへ参入、新会社Serial 1 Cycle Company設立
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スマホやパソコンなどのモバイル機器は、リチウムイオン電池が普及していった最初の市場で、電動工具や家電もコードレスが普通になりました。
次は家庭用蓄電池やEV市場が期待されてますが、電池の最小単位であるセルの容量や電圧を考えると、自転車やキックボードの方が製造ラインの転用が出来て作りやすいんですよね。
バッテリー起点で用途展開を考えると、他にも結構新市場は考えられて例えば信号機のバックアップ電源としてリチウムイオン電池が採用されたりしてます。つまり鉛蓄電池の代替市場です。
技術が成熟していく過程で、スムーズかつ生産規模に合った用途展開は、新デバイスの普及には必要な時間だと思いますが、世の中の期待感と投資に応えるためには大きな市場を狙うことも必要で、いわゆる「飛び地」戦略をどこも狙うようになりました。
ただ、そうした流れが品質軽視につながっている側面も無視出来なくなっているように思えます。同じブランド商品として高価なものでも売れるパートナーと組んで、最先端のデバイスを当たり前の品質で提供するというアプローチも、デバイスメーカーには必要です。なので三洋電機時代のリチウムイオン電池は、そうした多用途展開を志向してました。
PRや戦略下手なのかもしれませんが、地道な技術の成熟のための用途展開は、イノベーションと言われる技術が世の中に広まっていくためには必要なので、華々しく見える用途展開と同様かそれ以上に注目したいところです。欲しい！最近電動自転車の市場が盛り上がっているのを肌で感じます。僕も今年$25Mを調達した電気自動車スタートアップ、Rad Power BikesのRadWagonを購入して乗ってますが、子供2人を後ろに乗せられる大きさとデザインが気に入ってます。今後、日本でもかなり流行る気がしています。
https://www.radpowerbikes.com/products/radwagon-electric-cargo-bike参入が増えるのはいいことですね〜。YAMAHA HONDAのスペック競争に対して、乗る喜びのような情緒的アピールで一人勝ちした時のように勝てるか？ 自転車の場合はパーツ（変速、ブレーキ、ホイールほか）の専業が林立しているので、独自色を出しづらいかも
