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日本の外務省は他国の外務省や国務省と比べて、おそらく世界トップクラスの語学バラエティがあります。英語や一部の欧州言語や中国語以外は、完全なる初学者でスタートすることが少なくありません。現在は変更があるかもしれませんが、私がいたころは入省して最初の1か月ほどの研修期間は語学漬け、実務がはじまってからも語学研修の時間があり、そして在外研修に出る3カ月ほども語学漬けでした。

毎年枠のある語学もあれば、数年に1度という語学もあります。同期のなかで、自分だけがその語学研修というのは珍しいことではありません。そうした少数派言語の仲間は、同じフロアで研修するためか、自然と仲が良ります。東南アジア、南アジア、東欧、中東が研修生が少なめの言語。1人かせいぜい3名ぐらい。

研修語学は希望を出せますが、最終的には神のみぞ知るという状況で研修語学が決まる日は緊張して通知をまっていた記憶があります。

総理等の要人通訳をした先輩・後輩から話しを聞くことがありましたが、共通していたのは、通訳に対して配慮のある人は勉強家、努力家であり魅力的な人が多いという印象でした。通訳をした外交官については、過去にいくつか著作が出ています。少し古い物は絶版本も多いですが、図書館等に所蔵されている事がおおいです。外交を通訳の視点からみるというのも、なかなか面白いです。
小泉首相の「人生には三つの坂がある。『上り坂』『下り坂』『まさか』だ」というアドリブあいさつをアラビア語に訳す。ゾッとする仕事ですな。