「北朝鮮と生命・安全共同体に」 文大統領が施政方針演説で南北対話訴え

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• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年10月30日

  韓国大統領が北朝鮮とは「安全共同体」だと考えるのは新しい話ではない。２０００年、金大中大統領が訪朝して南北首脳会談をしたときから「南北が再び戦争をしてはいけない」という考えが浸透してきた。しかし、「生命共同体」となると「南北は同じ民族だ」というニュアンスか強くなる。文在寅大統領が語るときは「南北は同じ民族。米国とは一線を引いて」というニュアンスを感じてしまう。