【プロ直伝】コンビニより多い歯医者、どう選べばいい?
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注目のコメント
みなさんが最も気になる話題かと思うのですが、いい歯医者を見極める方法ってかなり難しいです。
かくいう僕は研修医終わりの就職先を熊谷先生にご紹介頂き、日吉歯科と同じプログラムで診療を行なっている山形県内の予防中心の歯科医院に勤務していました。
そういった、予防のプログラムがきちんと共有されている歯科医院では急性症状がない限り、初期治療と呼ばれるお掃除と、患者さんのプラークコントロールが適切に行われるまでは、全く歯を削ることはありません。
全ての元凶である細菌が口腔内から除去されていないと必ず再発する。ということと、歯肉の炎症がある上で詰め物したり、型取りをすると長持ちする修復物ができないためです。
判断材料としては、記事にもある通り、全体的な計画をある程度伝えてくれることっていうのは重要かと思います。
昨日の記事でも書きましたが、個人的には歯磨き指導などの時間をしっかり取ってくれる医院はそのポイントの1つだと思います。
他にも挙げたらキリがないですけど、以前の記事は結構的を得てる事が書いてあると思うので参考にしてください。
https://president.jp/articles/-/26865
歯の治療は思わず、ものすごく期間がかかったりするので、相性っていうのもほんとに大事な要素だと思います。
それはなかなかホームページだけでは判断できない事だと思うので、まずは気軽な気持ちで足を運んで頂ければと思います。いい歯医者の見つけ方は、毎日ように同僚や患者さん、患者家族から相談をいただきます。そういうコンサル業をやろうかと思うくらい、歯科難民の方があふれています。
記事でもコメントしていますが、これからの歯科は老後、将来の介護に対してエビデンスのあるオーラルフレイルをイメージできているかがキーポイントになります。
予防も虫歯、歯周病だけでなく、歯科から始める介護予防が重要です。
これからの歯科医師は口だけをみず、身体を見て、その患者の将来も一緒に歩めるコンシェルジュにならなけばいけません。
皆さんが歯科の知識を身につけ、いい歯科医師を育てる社会になることを祈ってます。
いい歯医者の見つけ方の記事
https://note.com/ks_kaz_game/n/nb9eb098eca0b
youtubeでの解説
https://youtu.be/Quy2fN00bAY特集第3回では、よい歯医者を見極めるポイントについて、プロに聞きました。
我々患者や口コミサイトのレビューでは、技術的なジャッジをすることはほぼできないので、事前によい歯医者であるかどうか察知することは難しいです。ただ、これまでの特集を通して、歯と健康の問題が「自分ごと化」できるようになったなら、歯医者とのコミュニケーションの取り方も変わってくるのではと思います。
印象的だったのは、診察台に寝そべったまま歯医者さんの説明を聞くとき、何となくすでに上下関係が生まれつつあるのではという指摘。言われるがままされるがままではなく、自分自身の「デンタルIQ」を高めていかなければと改めて感じました。