「明朝体からやめた」文春オンライン急成長の秘密 3年で月間4億PV
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注目のコメント
「レガシー出版社」とか書かなくてもいいのに笑
組織文化をデジタルにフィットさせる苦労はよくわかります。
「明朝体」はひとつの象徴ですね。
いわゆるDXの社内的悩みはどの業界でもある程度共通でしょう。
特に出版という業種の特性を言えば、ユーザーももちろん大切ですが、同時に書き手や情報提供者が大切です。
ここは他の業種以上にコンテンツ制作の要所ですね。
頭でわかっていても体験してみないと、なかなか腹落ちしないポイントかもしれません。
「デジタルの人にありがちなのは、記事をひとつの商品、数字の道具としてしか見ず雑に扱ってしまうこと。そういう姿勢がみえると、”こいつには記事を預けられない”と思われてしまう。自分は今でも大事な記事を使わせて欲しいときには、相手のデスクまで出向き、きちんと説明してお願いしています。古くさいやり方かもしれませんが、こうしたリスペクトとコミュニケーションが重要だと思っています。自分もそうされたら嬉しいですしね」見事な勝利の方程式です。うらやましいです。成功ほ秘訣は記事にある通りですが、私なりに少し補足すると、メディアは、記者が主導権を握りすぎると、PDCAを回すという発想が出てこなくなります。特ダネを取る取材の努力と、データをもとにコンテンツの伝え方を変えていく反射神経とは、まったく相容れないものだからです。逆に、伝え方を考えるチームが主導権を握りすぎると、取材の志気がそがれてゆき、特ダネがでなくなります。こうなってしまうと、不可逆的に深刻な事態になります。なんといっても文春砲あってこその文春デジタルです。文春砲のない文春デジタルは、絶対に成長できません。勝利の方程式は、強いサッカーチームのように変幻自在にフォーメーションを変えられる適応力でもあります。さらなる進化をお祈りします。
勉強になりますね。ちなみにこれを報じているwithnewsは、朝日新聞の媒体です。流れのはやいデジタル空間でコンテンツを広げていくのは非常に難しいですが、若い感性を生かしてトライアルを続けていくことが大切だと重ねて思います。長い記者生活、紙カルチャーが染みついた私も、スピード感をもって意識を変えていきたいと思っています。